
一時期、
カラオケによく行っていた。
メンツは、私の得意先であるA社と、そのA社の得意先であるB社。
だが、仕事とはまったく関係がなかった。
元々は、ひょんなことがきっかけだった。
A社のK女史とB社のM氏は、私の学生時代からの知り合いである。
K女史とM氏は、学生時代にはお互い面識がなかったのだが、仕事上の付き合いにより知り合った。
ある日、私がM氏と話していて、私もM氏もK女史のことをよく知っているということが判明し、3人で飲みに行くことになった。
その席で、K女史の勤めるA社には独身の女子社員が多く、M氏の勤めるB社にもそこそこ独身の男子社員がいるということから、それぞれ独身社員を引き連れて、飲みに行き、歌を歌うという名目で
出会いの場をセッティングしようということになったのだった。
以後、頻繁にこの
出会い系カラオケの集いは行われたし、毎回、10人を超えるメンバーが集まった。
そのうち「いつもの顔ぶれ」みたいな感じで、主なメンツは決まってきた。
当初の目的はどこへやら、1組もまとまることはなかったが、それはそれで、かなりの仲良し集団になっていった。
だが、あるときを境に、プツリと途絶えた。
K女史が転勤になったのだった。
ただ、転勤と言っても、それまでの本社から、
電車でわずか30分の支店にである。
しかもK女史は、転勤後もちょくちょく本社に顔を出す。
集まりを続ける上で、大したネックにはならないはずだった。
毎回10人以上で盛況だった集まりも、たった1人のちょっとした事情で、あっけなく終止符が打たれる。
K女史が中心人物の1人であったというのは大きいのだけど、ハッキリとした目的をもたない仲良し集団というのは、どれもよく似たものかもしれない。
posted by squareworld at 22:49
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函館
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