写真を撮るときはいつも、水平と垂直をきちんと出したいと思うのだが、こういう場合はちょいと困る。
石の柱が垂直になるように撮れば、バックのレンガ塀が左に傾いているように見えるし、レンガ塀が水平になるように撮れば、石の柱が右に傾いているように見える。
こういうのは、右翼と左翼の関係や、右翼と中道、中道と左翼の関係とよく似ている。
実際のこの現場は、石の柱が少し右に傾き、レンガ塀が少し左に傾いていたと記憶しているが、石の柱が左に傾き、レンガ塀がそれよりもさらに左に傾いている場合や、レンガ塀が右に傾き、石の柱がそれよりもさらに右に傾いている場合も、石の柱が垂直になるように撮れば、写真はこのような仕上がりになる。
さしずめこの写真は、右翼の中華思想ってあたりか。

