読んで字のごとく、一眼レフと二眼レフの違いはレンズの数だが、機能面でのいちばんの違いは、一眼レフはレンズ交換が可能で、二眼レフはレンズ交換が不可能、ということになっている(いずれも一部の製品を除く)。
ただし、これは通常のまっとうな使い方をする上での話であって、手荒なことをすれば二眼レフだってレンズ交換が可能だ。
一般的にレンズ交換ができないと言われる二眼レフで、いったいどうすればレンズが交換できるのかというと、ドライバーを使ってレンズボードを外し、他の二眼レフからレンズ部分を移植する、という手があるのだった。
てなことで、今日の写真は、リコーニューダイヤに、巻き上げ不良となったリコーダイヤコードのレンズ部分を移植して撮ったもの。
二眼レフなんていうカメラの内部構造は、まるでカメラの原点とも言うべき、ほとんど暗箱に近い状態。
いたってシンプルであるため、機械いじりは素人の私にだって、これくらいのことはできてしまう。
それに引き換え、機械として、はるかに進化を遂げた一眼レフだと、ミラーがあったり、プリズムがあったり、シャッターの機構も複雑であったりするがゆえに、別のカメラの部品を素人がガバッと移植するなんてことは、まず考えられないのだ。
これは、昔の車が「オーナードライバーなら、ボンネットを開けて、基本的な整備や簡単な修理くらいはできなくてはならない」というものだったのに対し、今の車は「ボンネットの中は一切さわらず、すべてサービスマンにお任せください」というものになってしまったみたいな違いと言えよう。
もちろん、素人の作業というのはあくまでも素人であり、プロの仕事にはかなわない。
今日の写真にしても厳密に見れば、意図したところよりもピントが若干ずれている。
レンズの移植には成功したものの、仕事としては不完全だったわけだ。
しかし、この程度なら、撮影時に絞りを少々絞り込むことで、誤魔化しがきく範囲である。
さて、一眼レフと二眼レフ、どちらが偉いか。
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